おわら風の盆
越中八尾の おわら風の盆を見学。秋の収穫が終わり、おわらに風の盆が来て、町中が、雪洞に火が入り、踊り明かすーお祭りが、このところ、有名になっています。その もの悲しい胡弓の音と 三味と太鼓で、踊る 妙に艶っぽさを 見ようと、3万もの人が集まります。やっと、2日目の9月2日の深夜まで見学できました。観光会館で、子供達から大人まで、各町内毎の踊りの披露や、石だたみの蔵並通りでの、踊り歩き、最後に、町民ひろばで、色町だった鏡町は、男衆の手のしなり、足腰のいろっぽさ、女衆の踊り ともに、抜群でした。親から子へ、また、子へ、3百年もの間 引き継がれた 伝統とは、凄ざましいものでした。
2007-09-05 11:33
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コメント(4)
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「その もの悲しい胡弓の音と 三味と太鼓で、踊る 妙に艶っぽさ」
この表現がぴったり、思わず一気に読ませて頂きました。
22年前、礪波であった2泊3日の研修会の帰り、立山、宇菜月、トロッコ電車そして富山市内でもう1泊と、バイクで回りました。
大阪へ帰ろうと向かったところ、大量の車が南に向けていくではありませんか。道路標識には「八尾(ヤオ)」と書いています。
大阪には「八尾市(ヤオシ)」があるので、てっきり、そこと勘違い、
「あ~、いつの間にか、大阪まできたのだ」と。
「いや、いや富山のはず」
車の列が向かうところまでいってやれ、八尾(ヤオ)に着くかも知れない。
石畳の美しい町に到着。
大勢の人たちがいるのに、
祭りのようだけど、街中は真っ暗。
あの三味と太鼓の音、
「あ~、いつか来たことがある。子どものころ」
まったくの初めての地
日本人の文化のDNAを持ったものにのみ
理解、いや、感じられる音楽だったのです。
あ~、なつかしい~。
ふるさとの音、におい、風。
心の中から震えたのを覚えています。
22年前が、蘇りました。
ありがとうございました。
by (2007-09-05 12:04)
コメント感謝です。私のプログは、生活してきた環境から、「もの造り」の身近か からの発信です。段々、歳を重ねてきて、自然へ、自然へに向いてきています。もの造りも、大量に造るから、丁寧に、一つ一つでしょう。繋ぎ役より。
by 繋ぎ役 (2007-09-05 15:02)
このような伝統 子子孫孫 伝えても変わらないモノ スバラシイですよね・・・
伝言ゲームをすれば 3人先では チグハグになっていたりするのですがね!
georgeさんには 22年前が見えたのですね!
by まぐお@千葉 (2007-09-05 20:44)
コメント感謝。繁忙の前の 少しの癒しをしてきました。これからが大変。頑張ります。 繋ぎ役。
by 繋ぎ役 (2007-09-06 09:06)